この Weblog を運用しているサーバ等々、FreeBSD を使っています。現在のバージョンは FreeBSD 12.2-STABLE。このドメインの DNS サーバも自前で用意しているのですが、スレーブ用のサーバも用意することにします。マスター、スレーブとも ports/dns/bind916 で構築しているわけですが、その覚え書きのための記録です。逆引は VPS サービス側で設定しています。
まずはマスター側での設定。ゾーン転送を許可しなければいけません。/usr/local/etc/namedb/named.conf にこんな設定をします。
zone "kncn.net" {
type master;
file "/usr/local/etc/namedb/master/kncnnet.db";
# スレーブサーバの IPv4 アドレス
allow-transfer { 16x.25x.x.1x;
# スレーブサーバの IPv6 アドレス (スレーブサーバからは IPv4 で参照しているので意味はないかも)
2400:850x:180x:44x:16x:25x:4:12; };
notify yes;
allow-query { any; };
スレーブ側はマスターからゾーン転送を受け取る必要があります。同じく、/usr/local/etc/namedb/named.conf に設定します。
zone "kncn.net" {
type slave;
file "/usr/local/etc/namedb/slave/kncnnet.db";
# マスターサーバの IP アドレス
masters { 16x.25x.x.1x; };
取り敢えず上手く動いているようですので、これでいいことにしましょう。